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タグ: 語学留学

チェックインカウンターでWEG申請関係書類の提示を求められることについて

15歳未満のお子様が、親権者を伴わずにフィリピンに入国することは、フィリピン国の法律で禁止されています。

この禁止を免除する手続をWEGといいますが、当該禁止事項に該当するお子様が搭乗手続きを行おうとすると、空港のチェックインカウンターにてWEG関係書類の確認をすることが一般的のようです。

法的な権限に基づくものではないと思いますので、求めに応じるのが嫌なら拒否できると思いますが、フィリピンの事情を知らずに祖父や祖母と一緒に渡航し、上陸できずにトンボ帰りで戻ってきたというお話も聞いたことがありますので、搭乗前に書類を確認するのはそうならないための航空会社の厚意的なサービスであるともいえるでしょう。

【私どもでお手続きをサポートさせていただいたうち、搭乗手続きに関しては次のような実例があります。】

<その1>祖母と一緒に渡航の例
チェックインカウンターにて、職員から恐る恐るという感じで「特別な手続きが必要なことをご存じでしょうか?」と尋ねられる。公証役場で認証を受けた書類を見せたところ「これだけ揃っていれば大丈夫ですね!」と言われて手続完了。

<その2>語学留学で渡航の例
フィリピン領事館に代えて国内の公証役場で認証を受けた書類を提示したところ、「こんな書類見たことがない」とチェックインカウンターは大騒ぎ。驚いた同行者の方から竹中に電話があり、その電話を通してフィリピン航空の職員さんにご説明。その後搭乗。

<その1>も<その2>もちゃんとフィリピンに上陸できています。
ちなみに<その2>は大阪府近郊の空港ではありません。
フィリピン国内渡航先は、ひとつはマニラ、もうひとつはセブでした。

WEGに関するお問い合わせはこちらから。

飛行機に乗れないかも!?チェックインカウンターは大騒ぎ!

この夏、WEG申請サポートをご依頼いただいたお客様のことです。

お子様がフィリピン渡航する当日、
フィリピン航空のチェックカウンターにてWEG関係書類の提示を求められ、弊所でご用意した書類を見せたところ、「なんだこれは!こんな書類見たことない!」と言われてしまったのです。
(なぜチェックカウンターで書類の提示を求められるのかについてはこちらをご覧ください)

チェックカウンターの職員さんの疑問点は次の2つ。
①大使館(領事館)の認証書類じゃない!
②書類に赤いリボンが掛けられていない!

【疑問点に関する回答は次のようになります。】

①について
まさにそうです。フィリピン領事館大阪の認証に代えて、国内の公証役場で私署証書の認証を受ける形式をとりましたので、領事館認証の書類とはなっていません。

②について
フィリピン領事館大阪で認証を受けた書類には、以前は、赤いリボンがかけられていました。
書類にリボンをかけるなんて日本の役所じゃ考えられないですね。外国ってホントにおしゃれなことをするなぁ、と感心し、私もお気に入りでしたが、現在は廃止されており、金色のシールが貼られるのみとなりました。
今回の件、領事館発行の認証書類ではないので、たとえ赤いリボンが廃止されていなくてもリボンがかけられることはなかったということになります。

認証を受けた書類
以前の領事館による認証書類です
現在はリボンが廃止されてしまいました(泣)

搭乗手続きで突然、前記のようなことを言われたため、同行者である語学学校の方が慌てて私に電話をかけてこられたので、そのお電話をお借りしてフィリピン航空の担当者に説明させていただきました。
その後、搭乗手続きを済ませて飛び立ち、無事フィリピンに入国することができました。
領事館認証でないWEG関係書類による渡航は、こちらの空港内にあるフィリピン航空では前例がなかったようです(ちなみに大阪の空港ではありません)。

何か書類に不備でもあったのかと思って、久しぶりにドキドキしました(笑)

お子様にとって、かけがえのない語学留学となることを心からお祈りいたします。

WEGに関するお問い合わせはこちらまで。

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