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事件に巻き込まれないよう、ご注意ください。

在フィリピン日本国大使館から次のとおり注意喚起がなされています。
フィリピンに渡航される方は十分注意してくださいね。

●引き続き、マニラ首都圏や近郊地域において、日本人がひったくり、スリ、置き引き、睡眠薬(昏睡)強盗やその他各種強盗、美人局被害に遭う事例が多数発生しております。
●最近の邦人の犯罪被害の傾向と注意点等を下記のとおりお知らせしますので、常に狙われているという危機意識を持ち、トラブルに巻き込まれないよう(トラブルを起こさないよう)心がけながら安全対策を講じてください。
●特にクリスマス・シーズンに入り、ショッピング・モール内においてもスリや強盗被害が発生していることにもご留意ください。

1 ひったくり被害
(1)バイク乗車の二人組が、後方から近づき、携行するハンドバッグや携帯電話などを窃取するといった被害が多発しています。  
(2)また、手をかけていたバッグごとひきずられて怪我を負う事例も散見されます。

【注意1】バイクの二人組の接近には極力注意して、接近を察知したらバイクの届かない場所まで避難するなど防衛措置を講じてください。
【注意2】セカンドバッグは体前方、道路より遠方に携行するようにし、後方から把持されにくいようにして下さい。

2 スリ、置き引き被害
(1)気づいたらバッグを開けられ、旅券や財布等の貴重品を取られていた、といった報告が頻繁に寄せられています。
(2)歩行中、子供たちや浮浪者に取り囲まれ、小銭等をせがまれて困惑しているうちにバッグやポケットから財布や携帯電話(スマホ)を抜き取られる、あるいはショッピング・モールのエスカレーター乗車時、2名の窃盗犯に挟まれた状態となり、被害者の前でエスカレーターに乗っていた窃盗犯が、エスカレーターの降り際にわざと立ち止まり、被害者が困惑している隙を狙って、被害者の後ろに居る窃盗犯が被害者のカバン内から財布等を窃取するといった事案も発生しています。
(3)飲食店等において、バッグ等の置き引き被害が相変わらず多発しています。

【注意1】外出の際はできる限り必要最小限の現金等を持ち歩くようにする、貴重品はバッグなどにまとめて収納せず分散して身につけるなどの対策を講じてください。
【注意2】特に一人歩きが狙われる傾向があります。「歩きスマホ」をしない、見知らぬ人物から声をかけられても不用意に立ち止まらないといった行動を心がけ、また恐怖を感じた場合は近くにいる第三者に大声で助けを求めるようにしてください。
【注意3】買い物中又は散策中も、前後左右の人の動きにできる限り注意を払い、ショッピング・モール等のエスカレーター利用時には特に注意するなどの心構えが肝要です。
【注意4】バッグ類は、常に目に見える場所で確実に管理するよう心がけ、また席を外す際には必ず持ち歩くようにしてください。
【注意5】携帯電話(スマホ)の盗難被害報告も多く、「スマホがないため家族や関係者の連絡先がわからない。」、「データ化してあった書類が見られず困っている。」といった相談も増えています。特に旅行中の方は、連絡先や必要な書類をスマホで一括管理している方が少なくないようです。スマホを紛失した場合、あるいは盗難に遭った場合も想定し、必要なバックアップ対策を講じておくことが肝要です。

3 睡眠薬(昏睡)強盗被害
 マニラ首都圏に滞在される方、特に若い旅行者からの被害報告があとを絶ちません。手口、被害例、注意点等を以下のとおりお伝えします。
(1)睡眠薬(昏睡)強盗とは
 犯人(複数の女性のグループであることが多い)が狙いをつけたターゲットの旅行者(被害者)に近づき、同行を促し、その移動中、または移動先の飲食店等において、即効性のある睡眠薬(向精神薬)等を混入させた飲食物を勧め、被害者を眠らせて金品を強奪するもの、またその手口を言います。(精神安定剤(向精神薬)の一種である「Ativan(アティバン:登録商標名)」を用いることが多い犯人らの手口から、フィリピンでは、警察をはじめ、一般的に「アティバン・ギャングによる被害」と称されます。)
(2)手口、被害例
 ア 観光地(マニラ旧市街:イントラムロス)やマニラ市内のリサール公園付近を散策中、見知らぬ人物から、「道を教えて欲しい」、「日本人? 日本にいる親類のことで相談があるんだけど」、「私たちも旅行者なんだけど、一緒に○○に行かない?」、などと声をかけられます。
 イ これに応ずると、徒歩、タクシー等で移動することになります。その後の動きは実に様々ですが、次のような例が挙げられます。
(ア)飲食店で提供された飲食物を口にして意識を失った。気がつくとホテルの自室で寝ており、ポケットの財布と携帯電話がなくなっていた。ホテルの場所は伝えてあったが、ホテルの従業員に聞いても、誰が送ってきたかはわからないと言われた。
(イ)タクシーに乗ったが、どこにいるかわからなくなり、また友達と称する女性が2人便乗してきて、自分を取り囲んだ。その車内で渡されたスナック(あるいは果物、ビール等)を口にしたあとの記憶がない。気づくと路上で寝ており、旅券や財布等が入ったバッグがなくなっていた。

【注意1】被害者の多くは、「相手が女性だった(あるいは家族のようだった)のでつい気を許した」、「とても人を騙すような人物には見えなかった」、また一様に、「事例は承知していたが、まさか自分が巻き込まれているとは思わなかった」、「一度行動を共にしてしまうと何かを断るのは難しい」、「どこにいるかもわからず、また自分だけ食べない(飲まない)というわけにはいかなかった」などと述べています。かなり巧みに被害者の心理を突いてくるものと考えられます。
【注意2】睡眠薬、精神安定剤等の向精神薬は、量や体調によっては身体に重大な影響を及ぼすおそれのある怖い物質です。見知らぬ人物から誘われても、簡単に同行したり提供を受けた飲み物、食べ物に口をつけたりしないよう、十分注意し、警戒してください。

4 その他各種強盗被害
 フィリピン警察当局は、次のとおり強盗被害が増加傾向にあるとして注意を呼びかけています。特に銃器(凶器)を使用した犯罪には十分な注意と警戒が必要です。
(1)夜間、パサイ市内の路上で、外国人旅行者が2人組の強盗に襲われ、抵抗した結果、銃で撃たれて殺害される。
(2)繁華街を散策中、複数の人物(子供の場合もある)に取り囲まれ、ポケットなどを探られて、スマホを奪われる。
(3)空港到着後、流しのタクシーを利用したところ、ホテルへ向かう途中、見知らぬ男が乗り込んできて金を出せと脅迫される。
(4)専用アプリにて「Grabタクシー」につき、利用者の「安心感」に乗じてGrabを騙る流しの運転手が、乗車させた乗客から金品を奪い取ろうとする他、マニラ市旧市街地域を散策中、声をかけられ馬車に乗った際、人気のない路地に連れ込まれ、御者から金を出せと脅迫される。

【注意1】常に狙われているという危機意識を持ち、単独での深夜・早朝時間帯の外出は避けてください。
【注意2】強盗に遭ったら絶対に抵抗せず、身の安全確保を最優先してください。
【注意3】上記2の注意内容と重複しますが、外出の際は、貴重品はバッグなどにまとめて収納せずできるだけ分散して身につける、必要最小限の現金のみを持ち歩くようにする(財布を複数用意し、持ち歩き用のものを分ける)、歩きスマホをしないなどの対策を講じてください。
【注意4】歩行中は後方から来るバイクや自転車等に警戒してください。
【注意5】タクシーを利用する場合は、「Grab」か否かを問わず、どんなに急いでいても、車番等は乗車前に必ず確認するようにしてください。また単独でのタクシーや馬車の利用はできるだけ避けてください。(特に個人旅行者は、空港到着後、流しのタクシーを利用しないようにしてください。)

5 美人局被害
 フィリピン、特にマニラ首都圏では、日本人を含む外国人男性を狙った買春絡みの恐喝、いわゆる美人局(つつもたせ)が多く発生しています。ショッピング・モールで若い女性に声をかけられ、同行した結果、金を出せと脅され、強く拒否したところ男性が現れる(あるいは同行した結果、レストランに誘われ、支払時にクレジット・カードの利用を促され、後日、そのカードの不正利用が発覚する)といった例です。
 多くの場合、声をかけてくる若い女性について行かなければ未然に防ぐことができるトラブルですが、最近ではマッチング・アプリで待ち合わせた女性とのトラブルに関する報告も増えています。言うまでもありませんが、買春は違法行為であり、状況によっては最高で終身刑が科される重大犯罪となります。
 特に18歳未満の未成年者に対するわいせつ行為等は、たとえ双方合意の下であっても、終身刑等の重刑が科される例もあります。

【注意1】遵法意識を強く持ち、上記同様、見知らぬ人物の誘いには軽々に乗らないよう注意してください。
【注意2】マッチング・アプリの利用にはリスクが伴います。十分留意してください。

WEG申請については、こちらをご覧ください。

フィリピンにて地震発生のお知らせ

ミンダナオ島の西ダバオ州サランガニ島南東にて、マグニチュード6.1の地震が発生しました。津波の発生情報は現時点ではありませんが、余震が予想されていますので、現地機関の情報に注意し適切な措置をとるようお知らせいたします。

フィリピン火山学・地震学研究所(PHIVOLCS)によれば、10月4日19時21分、北緯5.45度、東経126度のミンダナオ島の西ダバオ州サランガニ島南東59kmの地点(震源の深さ131km)で、マグニチュード6.1の地震が発生しました。津波の発生情報は現時点ではありませんが、余震が予想されていますので、現地機関の情報に注意し適切な措置をとるようにして下さい。

以上は、10月4日 21:15に届いた、在ダバオ日本国総領事館経由の情報です。
フィリピンに渡航予定の方は情報収集に努めてください。お出かけの際はお気を付けてください。

フィリピン、4年前と今年

今年の夏(から秋にかけて)も何組かの方のWEG申請のお手伝いをさせていただきました。

その中で、4年前にもフィリピンに行ったことのある方から、前回と今年のWEG申請の手続きやフィリピン国内の印象についてレポートしていただきましたので、本ブログでシェアしたいと思います。

まず、WEG申請の受付が、4年前のときより広い場所(到着ロビー?)で行われるようになっていたとのこと。
そして、若くてきびきびした職員によって手続きが進められ、時間もあまりかからなかったそうです。

同行者の方が、「英語は話せますか?」と聞かれたので「少し話せます」と答えたところ、英会話とスマホの翻訳アプリを併用して聞取りが行われました。
申請時に尋ねられるのは、おおよそ次のようなことだそうです。

・二人の関係は?

・この子の両親は今どこにいますか?

・ペソは持っていますか?

審査が早く終わって緊張感からも早く解放されるのは嬉しいことですね。

書類的には、弊所がお作りした書類で全く問題なく入国できたとのこと。WEG申請に関しては申請時に立ち会うことがないため、このようなお言葉を聞くと弊所としても一安心です。

街中の印象も4年前とはけっこう変わっていたそうで、
ホテルのチェックインに翻訳アプリが使われていてとてもスムーズで説明も丁寧。
ホテル内のプールでは、清掃員が隠れてサボっているのがチラホラ見られたそうですが、今回はそういう姿は見られなかった。

街中に目を移すと、前回は、四つ辻のいたるところに銃を持った警備員が立っていたそうですが、今回は全くそういうの無し。
年々治安が良くなってきているのでしょうかね~。

というわけで、お子さんを語学留学させようと思っておられる親御さんたちには朗報でした。

WEG申請に関することは、こちらをご覧ください。

航空券を申し込むときは注意してください!(他人のことは言えませんが・・)

この夏も、親元を離れてフィリピンに渡航するお子様たちのWEG申請のお手伝いをさせていただきました。
そんな中、ひょっとしてこれは、弊所が関与することでとてつもなくお役に立てたのでは!?と思う出来事がありました。

お子様の名前の英字表記がパスポートとeチケットで異なっていたのです。

間違っていたわけではありません、日本語の発音を英語で表記するときのちょっとした違いです。
例えば、お子様の名前が陽子(ようこ)ちゃんだった場合、次のような英字の表記の仕方があると思います。

YOKO
YOUKO
YOHKO

ひらがなで書いた名前を英語で表示しようとするとYOUKOと書きたくなるかもしれません。しかし、パスポートではヘボン式を用いるためYOKOと表記されます。
そしてこちらのお客様は(実際は陽子というお名前ではありませんでしたが)、パスポートではYOKOなのにeチケットを購入する際のお名前をYOUKOと記載しておられたのです。

どこがいけないの?同一人物なのだし、どちらもヨーコと読めるし。
と思いになる方が多いのではないでしょうか。実は私もそう思い、特に問題視せず手続きを進めようとしたところ、通訳・翻訳担当のマキちゃんこと倉永真紀子から「ちょっと待った!」がかかりました。

彼女によると、特に国際線は保安上の理由から、航空券に記載される名前は基本的に<パスポート表記と同じ>になる必要があり、綴りが1文字でも違う場合、飛行機に乗れないケースもあると聞き及んでいる。搭乗出来ないケースが100%起こるという確証はないが、最悪の場合搭乗できないケースが発生してしまう可能性があるとのこと。

早速お客様に連絡し、eチケットの予約サイトから名前の変更をしていただきました。その後、無事フィリピンに入国することができたようです。

ところで、eチケットとパスポートの名前が違っていると本当に飛行機に乗れないのでしょうか。

丁度うまい具合に、8月に私(竹中)が身をもってそれを体験することができました。
オンライン旅行会社で宿泊と航空券をセットで申し込んだ際、”姓”と”名”を入れ違えてしまったのです。あとで気が付き、旅行会社に連絡したのですが、システム上名前の変更はできず、キャンセルして新たに申し込むしかないと言われました。
”姓”と”名”が入れ替わっているだけだし、同一人物なのだから飛行機に乗れるのではないか?と担当者に尋ねたところ、「これまでの例では、パスポートとeチケットで姓名が入れ替わっていた場合、カウンターで説明して搭乗できた例と説明しても登場できなかった例の両方がある」とのこと。
つまり、飛行機に乗れない可能性も十分にあるわけですね。なので、おとなしくキャンセルして申し込みからやり直しました。

前述のお客様も、もしかしたら飛行機に乗れないか、乗れたとしても空港カウンターでひと悶着起こる可能性があったわけなので、それらを未然に防ぐことができて本当に良かったと思いました。

WEG申請関連書類については、出発地、便名、到着日は記載事項となっているものの、往路のチケット自体は添付書類ではありません。しかしながら弊所では作成する書類の真正性のため、お客様にチケットの写しのご提出をお願いしています。弊所のそういった方針がお客様をお助けする要因となったのもうれしい事実でした。

なにより、海外渡航経験豊富なパートナーがいてくれたからできたことです。マキちゃん、ファインプレーでした!

ちなみに、前述のお客様はチケットの氏名変更が無料でできたようですが、竹中の場合はキャンセル料4万円取られました、(;´д`)トホホ。

チェックインカウンターでWEG申請関係書類の提示を求められることについて

15歳未満のお子様が、親権者を伴わずにフィリピンに入国することは、フィリピン国の法律で禁止されています。

この禁止を免除する手続をWEGといいますが、当該禁止事項に該当するお子様が搭乗手続きを行おうとすると、空港のチェックインカウンターにてWEG関係書類の確認をすることが一般的のようです。

法的な権限に基づくものではないと思いますので、求めに応じるのが嫌なら拒否できると思いますが、フィリピンの事情を知らずに祖父や祖母と一緒に渡航し、上陸できずにトンボ帰りで戻ってきたというお話も聞いたことがありますので、搭乗前に書類を確認するのはそうならないための航空会社の厚意的なサービスであるともいえるでしょう。

【私どもでお手続きをサポートさせていただいたうち、搭乗手続きに関しては次のような実例があります。】

<その1>祖母と一緒に渡航の例
チェックインカウンターにて、職員から恐る恐るという感じで「特別な手続きが必要なことをご存じでしょうか?」と尋ねられる。公証役場で認証を受けた書類を見せたところ「これだけ揃っていれば大丈夫ですね!」と言われて手続完了。

<その2>語学留学で渡航の例
フィリピン領事館に代えて国内の公証役場で認証を受けた書類を提示したところ、「こんな書類見たことがない」とチェックインカウンターは大騒ぎ。驚いた同行者の方から竹中に電話があり、その電話を通してフィリピン航空の職員さんにご説明。その後搭乗。

<その1>も<その2>もちゃんとフィリピンに上陸できています。
ちなみに<その2>は大阪府近郊の空港ではありません。
フィリピン国内渡航先は、ひとつはマニラ、もうひとつはセブでした。

WEGに関するお問い合わせはこちらから。

飛行機に乗れないかも!?チェックインカウンターは大騒ぎ!

この夏、WEG申請サポートをご依頼いただいたお客様のことです。

お子様がフィリピン渡航する当日、
フィリピン航空のチェックカウンターにてWEG関係書類の提示を求められ、弊所でご用意した書類を見せたところ、「なんだこれは!こんな書類見たことない!」と言われてしまったのです。
(なぜチェックカウンターで書類の提示を求められるのかについてはこちらをご覧ください)

チェックカウンターの職員さんの疑問点は次の2つ。
①大使館(領事館)の認証書類じゃない!
②書類に赤いリボンが掛けられていない!

【疑問点に関する回答は次のようになります。】

①について
まさにそうです。フィリピン領事館大阪の認証に代えて、国内の公証役場で私署証書の認証を受ける形式をとりましたので、領事館認証の書類とはなっていません。

②について
フィリピン領事館大阪で認証を受けた書類には、以前は、赤いリボンがかけられていました。
書類にリボンをかけるなんて日本の役所じゃ考えられないですね。外国ってホントにおしゃれなことをするなぁ、と感心し、私もお気に入りでしたが、現在は廃止されており、金色のシールが貼られるのみとなりました。
今回の件、領事館発行の認証書類ではないので、たとえ赤いリボンが廃止されていなくてもリボンがかけられることはなかったということになります。

認証を受けた書類
以前の領事館による認証書類です
現在はリボンが廃止されてしまいました(泣)

搭乗手続きで突然、前記のようなことを言われたため、同行者である語学学校の方が慌てて私に電話をかけてこられたので、そのお電話をお借りしてフィリピン航空の担当者に説明させていただきました。
その後、搭乗手続きを済ませて飛び立ち、無事フィリピンに入国することができました。
領事館認証でないWEG関係書類による渡航は、こちらの空港内にあるフィリピン航空では前例がなかったようです(ちなみに大阪の空港ではありません)。

何か書類に不備でもあったのかと思って、久しぶりにドキドキしました(笑)

お子様にとって、かけがえのない語学留学となることを心からお祈りいたします。

WEGに関するお問い合わせはこちらまで。

WEG申請サポート再開

ワクチン接種の条件が付くものの、5月30日以降フィリピンへの外国人の入国が認められることになりました。

それに伴い、弊所にもWEG申請に関するお問い合わせが入り始めております。

本申請に関わるのは、実に3年ぶりとなります。

長かったですね・・

語学留学に行きたかったお子さんたち、たくさんいただろうに・・

改めて”コロナ禍”という言葉が重い響きをもって頭をよぎります。

せっかく再開されたのだから、渡航されるお子さんたちは充実した語学留学楽しんできてくださいね!

WEG申請に関する詳細はこちらからどうぞ。

海外で物事がスムーズにいかない時は。。

お子さんがフィリピンへ渡航される時

様々な場面で
日本との違いを
感じられることでしょう。

日本って

先人の方々のおかげで
とても恵まれていて
整備が整っていて
街中が綺麗で
時間の能率化、
正確さについては
世界でもトップレベルだなと
肌で感じます。

でも、

国境を越えると
日本では「当たり前のこと」が
スムーズにできなくなることがあります。

私もフィリピンを含む海外で
過ごしている時は
手続き一つに
予想以上に時間がかかったり
お店は早く閉まるし
電車はなかなか来ないし
言葉がわからないことなどから
間違いが起こったり。。
そんなこともありましたが

そこで代わりに得るものも
たくさんあるんですね。

それは、
言葉がわからずとも
相手のことを理解しようとしあう
「現地の人とのコミュニケーション」だったり
起こったことを
そのまま受け入れることだったり。。
スムーズにいかないことや
時間がかかってしまうときに
イライラしてしたり
「海外だから」。。というだけで
済ませるのではなく
海外ならではの経験や
違いに余裕を持つ心を学んだり
「こんな風に親切にしてもらえるんだな」と
その状況で受け取れる
ポジティブなものに
視点を向ければ
その日々はとても
充実したものになりますし
いろんなことが
日本に帰ってからも生かされますよね。^^

フィリピンへ行こうという
意志を持つお子さんだからこそ
人としての経験も
たくさんしてきてほしいと願っています^^

(今回は、通訳翻訳担当のKuranagaが思いのたけを記事に綴りました。)

WEG申請最短記録

通訳翻訳担当のKuranagaがいつも口を酸っぱくして言っていることの一つに「海外渡航の準備は余裕を持って」というのがあります。

WEG申請に関しても、フィリピンに行くことが決まったら直ちに着手してもらいたい手続きの一つです。
語学留学のスケジュールもフライトも待ったなしですし、ギリギリのスケジュールを組んでいて、もし何かあって段取りが狂えばすべてがオジャンになりますからね。

さて弊所では、12月2日にパスポートの申請をして、20日にフィリピンへ飛び立つ。という、これまでで一番タイトなスケジュールの案件をお手伝いさせていただきました。

大阪府のパスポートセンターに申請すると6日ほどで受け取り可能ですが、今回のお客様は、役所の窓口を介して申請されたので10日ほどかかり、パスポートを受け取ったのは13日(金)。
土、日を挟んで16日(月)にお客様と一緒に公証役場へ行き、外国文書の認証を受けて、出発の4日前に書類上のすべての手続きを完了しました。

フライトまでに間に合わなかったらどうしようと、ドキドキでした(笑)。

ちなみに、フランスの公証役場はこんな感じだそうです。オッシャレー!

今回の案件では、2019年5月にフィリピンがハーグ条約に加盟したことに助けられました。
フィリピン総領事館大阪では、WEGに関する書類の認証に5営業日必要だということになっていますので、16日申請だと20日のフライトに間に合わない可能性があったのです。

ハーグ条約を締約したことで、日本国内の公証役場(+法務局&外務省)で認証さえ受ければフィリピン領事館の認証は受けなくてもよくなったことが、今回の案件をやや余裕(4日間だけですが・・)を持って終えることができた大きな要因です。

代理認証にせず、直接公証役場にお越しいただいたのも、書類を郵送する時間的余裕がなかったから。
外国文書を認証したその場で、法務局の押印証明や外務省のアポスティーユまで付与してくれる大阪の公証役場ならではのワンストップサービスがあればこそ、でもありました。

お子様を語学留学させることに決めたのがたまたまフィリピンのハーグ条約締約後で、しかも大阪在住だった。
この依頼者様は運が良かったですね。

語学学校では教えてくれない 旅の準備のワンポイントアドバイス

弊社でWEG申請手続きを受けてくださる未成年者の方の多くが初めて親元を離れて海外へ渡航されています。
それは親御さんにとっても「お子さんを親元を離れて海外に渡航させる」という初めての経験です。
お子さんはワクワクして渡航を待っている一方で、親御さんの方は初めての経験に色々不安があったりするのではないでしょうか。^^
海外だからといって「過度に」敏感になる必要はありませんが、言葉の違う外国に行くわけですから、対策できることはしておきましょう。

では、どういうことに気をつけていればいいのでしょうか。
基本的なことはきっと語学学校や旅行会社の方からも聞かれることと思うので、ここでは語学学校や旅行会社では教えてくれない、「旅の準備のワンポイントアドバイス」をお伝えします^^

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・今回行く場所の治安や周りのことをあらかじめ知っておく、調べておく。

これはもちろんなのですが調べていると情報が溢れすぎているので、どこまで用意すればいいかわからなくなったり、余計に不安になることもあるかもしれません。
そんな時は【調べすぎてネガティブにならないこと】がポイント。
日本人の方でも現地で生活している方もいますし、気になることがある時は前例をお持ちの語学学校や旅行会社の方などに意見を聞いてみましょう。

・困った時の簡単な英語はノートなどに書いて持っておく

例えば
*道に迷った時
*体調を壊した時の言葉
*パスポートをなくしたとき
など。。
簡単な言葉でいいので、用意があると安心です。
(英語の勉強にもなるしオススメです)

・時間に余裕を持って用意する(WEG申請も忘れずに!)

時間がなくなると心が落ち着かなくなり、不安が余計に募ってしまいます。
早め早めの準備を心がけてくださいね^^

・体温調整のための服(羽織など)を持つ。

特に外が暑いフィリピンでは室内に入るとエアコンがガンガンに効いているところが多いので、軽い羽織を持つことをオススメします!
また、日本と違う環境、暑い気候の中で長時間過ごしていると思っている以上に体力が消耗しやすくなります。
持ち物はなるべく軽いものがオススメです。


準備できることを全てしたらあとはお子さんを信頼するのみ!
WEG申請に関してだけでなく、お子さんの旅をサポートすることが私たちの仕事です。
翻訳担当の倉永は、これまでに27カ国の渡航経験があり、お子さんや親御さんのご心配を軽減するためにお役に立てることもあるかと思います。
私たちにできることなら、どんなことでも力になりたいと思っていますので、不安な時にはぜひご相談くださいね^^

(今回の記事は、翻訳・通訳のKuranagaが担当しました。)

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