親の同伴無しにフィリピンに入国しようとする15歳未満の未成年者が、実際にフィリピンに入国するときの手続きの様子はどのような感じなのでしょう?

こればかりは、いくら国内でWEG申請のお手伝いをしていても実態がわかりません。
そこで、いろいろ知りたいこともあったので、今年の夏休み、実際に未成年のわが娘をフィリピンに行かせました。同伴者は、義母(娘にとっては祖母)です。
まずは、フィリピン渡航計画の段階から順を追って説明していきましょう。

フィリピン格安ツアー計画
弊所にとっては仕事の一環なので、なるべく費用を押さえて実施したいと考えました。ただし、女性2人で行かせるので、あまり治安の悪いとされている地域は避けたいところです。
ネット上の情報では、アメリカ海軍の基地があったクラークという地域やオフィス街であるマカティという地区は治安がいいということで、こういった地域から滞在場所を選ぶことにしました。
格安航空会社を使って2泊3日の計画ですが、世の中上手くできたもので、LCCを使うとこちらの都合の良い発着時刻がなかなかありませんでした。特に往復の航空券と宿泊施設がセットになったツアーは、現地到着時刻が深夜であるとか、現地出発時刻が早朝だったりで使い勝手が悪い。旅行会社にお願いしてそのあたりの問題を解決したプランを作ってもらいましたが、何となくもっと安くできるのではないかと思い、行きの航空券、宿泊先ホテル、帰りの航空券それぞれを個別に購入したところ、発着時刻の問題が解決したうえに旅行会社に提案してもらったプランより安く行けることになりました。

しかし、フィリピンの宿泊施設は安いですね。簡易宿泊施設のようなものまで含めると、2人で素泊まり2泊して数千円程度のものもあります。すごいなーと思ったんですが、よく考えてみたら大阪にもこれらに負けないくらい安い宿ありますね(笑)。

そんなこんなで、何とか往復の航空券の購入と宿泊先の予約までが完了しました。

旅行保険やレンタルWi-Fiの料金まで含めても総額6万円台でした。

いつもWEG申請では翻訳・通訳を担当してくれる倉永さんは、とても旅慣れている人で、今回もレンタルWi-Fiのこととか、フィリピンは雨期だから蚊の対策を考えたほうが良いとか、いろいろ教えてくれました。頼りになる相棒です。